【2016年度】JRAジョッキー・獲得賞金ランキング

中央競馬（JRA）で活躍する競馬騎手・ジョッキーの平均年収は1,000万円程度と非常に高収入です。

実力のあるジョッキーは3,000万円以上、G1レースで活躍するトップ10ジョッキーにもなると、その額は1億円を超えます。

ジョッキーの収入は「獲得賞金の5%」「騎手奨励手当」「騎乗手当」が主で、レース以外では調教手当や騎乗契約料があります。

人気ジョッキーになれば、CMやイベントなど競馬以外の仕事も入るようになり、より多くの収入を得ることができます。

今回は、ジョッキーの収入源の一つ、獲得賞金に焦点をあて、中央競馬で活躍するジョッキーの「2017年度賞金獲得金額ランキングベスト5」をご紹介します。

1位　C.ルメール騎手（獲得賞金4,146,220,000円）

プロフィール

高校卒業後フランスの騎手免許を取得。初来日の2002年の初来日から定期的に日本のレースにも出走するようになります。2015年に外国人初となる通年免許を取得し拠点をフランスから日本に移すと、翌年の2016年から2年連続となる最多賞金獲得騎手に輝きました。騎手の割当分は獲得賞金の5%ですが、それでも2年連続で2億円以上稼いだことになります。まさにトップクラスの貫禄といえるでしょう。

 2位　M.デムーロ騎手（獲得賞金4,023,614,000円）

プロフィール

1994年、母国イタリアで騎手免許を取得し、1997～2000年は4年連続でリーディングに選ばれています。初来日は1999年で、以後日本においても着実にキャリアを積み重ね、2015年3月JRAに移籍。手綱から両手を離し飛行機ポーズを取ることで知られていますが、危険行為としてJRAから制裁を受けてしまいました。実力だけでなく非常に明るい性格でも人気を集める騎手といえます。

3位　戸崎圭太騎手（獲得賞金2,765,556,000円）

プロフィール

1998年NARでデビュー。デビュー戦で初勝利、2008年に306勝を挙げるなど、数々の実績を積み重ねていき、JRAのレースにもスポット参戦するようになります。2011年にはNAR所属騎手としてG1の安田記念を制し、全国にその名を知らしめました。その後騎手試験を受験し2013年JRAに移籍すると、2014～2016年には3年連続JRA最多勝利騎手に選ばれるなど、大いに実力を発揮しています。あの武豊騎手でさえ「馬券を買うなら戸崎圭太」と口にするほどの実力者です。

4位　武豊騎手（獲得賞金2,708,875,000円）

プロフィール

言わずと知れた競馬界のスーパースター。1987年にデビューすると、翌年には早くもG1の菊花賞を制します。以後、JRA日本人騎手初の海外G1での勝利、史上最速・最年少での通算1000勝達成、フランスの名門ジョン・ハモンド厩舎に主戦騎手として招かれるなど、国内外において活躍し、数々の輝かしい記録を残していきます。騎手生活30年以上の大ベテランですが、2017年度の獲得賞金ランキングでは堂々の4位。まだまだ活躍が期待されます。

5位　福永祐一騎手（獲得賞金2,037,694,000円）

プロフィール

「天才」と呼ばれた元騎手の福永洋一氏の息子で、デビューは1996年。1年目から53勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手となります。G1初勝利は1999年の桜花賞。香港マイル、クイーンエリザベス2世カップを制するなど海外でも活躍しています。2015年10月、落馬の怪我によりレースから遠ざかりますが、翌年2月には復帰し、10月の秋華賞の優勝でG1レース通算20勝目を果たしました。

高収入を夢見るなら、中央競馬のジョッキー！

同じ競馬騎手でも、地方競馬のジョッキーの平均年収は200万円以下と、中央競馬で活躍するジョッキーとは大きな格差があります。中には数千万円を稼ぐ地方競馬のジョッキーもいないわけではありませんが、基本的にはトップジョッキーであっても年収500万円程度と、中央競馬で活躍するジョッキーの平均年収の半分ほどです。

多くの収入を目指すなら、やはり1回のレースで高額の賞金が獲得できる中央競馬のジョッキーを目指したいですね。

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