競馬学校に合格するためには、受験スケジュールから逆算して試験対策をするのがかしこい方法。
そのため、受験スケジュールをしっかりと頭に入れることが大切です。
競馬学校の受験には、スポーツ分野で実績のある人を対象とした「スポーツ特別入試制度」受験と一般受験があります。
スポーツ特別入試制度は学科試験、運動機能検査が免除される制度ですが、ここでは一般受験について説明していきましょう。
詳細な日程は年度ごとに違いますが、おおよその傾向として5月~7月に願書受付、8月下旬に1次試験があり、その合格発表が9月上旬。1次試験をパスした人は10月上旬に2次試験があり、最終合格者は10月下旬に発表する、というのが基本的なスケジュールとなっています。
平成29(2017)年度を例にとると、願書受付期間は6月12日から7月24日。この期間中に競馬学校へ郵送、もしくは持参する必要がありますので忘れないように。
試験期日は1次試験が8月9日で、2次試験は合格者のみに連絡されます。
NRA(地方競馬全国協会)の騎手養成学校である地方競馬教養センターの場合は、JRA(日本中央競馬会)の競馬学校とは別日程です。
こちらも平成29年度(10月入所)を例にあげると、応募受付期間が5月1日から5月31日まで。試験は7月25日~27日の日程で、合宿方式で開催されます。合否結果は8月下旬ごろで、受験者に直接通知。なお、NRAの試験は1次のみで、2次試験はありません。
なお、NRAには4月入所と10月入所の年2回、受験チャンスがあります。JRAの競馬学校受験に失敗しても、応募期間が秋となるNRAの地方競馬教養センターの4月入所試験を受験しなおすこともOK。両方の受験スケジュールを把握しておけば、騎手になれる可能性を広げることができるというわけ。
JRAとNRAの受験日程タイムラグを利用すれば、実質的な併願もできてしまいます。
また、競馬学校の予備校ともいえる馬の学校へ入る場合は、春に入学する人が目立つようです。学校の春休みやゴールデンウィークを利用して受験対策する人が多く、休日に効率よく夏の本番へ向けて日々、研鑽を積んでいます。
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