競馬学校の試験は、筆記試験、実技試験、面接などからなっています。
とくに1次試験で重要となるのが、筆記試験。ここで点数を落とすと、2次試験に進めず、不合格となってしまう公算が大きくなってしまうのです。
せっかく運動機能検査や集団面接で合格水準に達していても、筆記試験で点数を取りこぼしてしまうのは実にもったいないでしょう。
ですから、筆記試験の受験対策をしておくことが、競馬学校入学への第一歩であることいえるかもしれません。
具体的に筆記試験の受験対策とはどのようなものかというと、代表的なのが過去問題。
競馬学校の筆記試験は国語と社会から出題されますので、両科目の過去問題をしっかり解いておきましょう。
しかし、「書店に過去問集が売ってない」「過去問ってどこで入手できるのかわからない」という人もいらっしゃるでしょうが、ご安心を。有償ですが、過去問題は競馬学校から取り寄せることができます。入手方法は以下のとおりです。
まず、競馬学校のホームページなどから申込書をダウンロード。
(http://www.jra.go.jp/school/entry/jockey/)
記入例にしたがって必要事項を記入したら、代金ととともに競馬学校へ送付します。
支払い方法は普通為替証書か定額小為替証書のみ。現金、小切手などは使えません。各為替証書は郵便局で発行してもらえるので、必要な金額を発行してもらってください。
「でも過去問集とか値段が高そう」と思われる方。ご安心ください。
過去問題の価格は年度や過程よって異なりますが、騎手過程の場合は30~40円で、これに送料の350円が必要となります。
基本的には過去5年度分まで購入でき、すべて申し込んでも200円前後。送料のほうが高いくらいなので、経済的な心配はいらないでしょう。
なお、科目は国語と社会と先に述べましたが、過去問題を見てみると出題レベルは中学2年生クラスの問題が中心のようです。したがって、競馬学校の過去問に加え、中2の国語・社会の教科書を読み返し、ポイントとなりそうなところはひと通り頭に入れておくことが点数アップにつながります。