騎手(ジョッキー)、厩務員になるには? 競馬学校合格するための方法
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騎手引退後のセカンドキャリアについて

騎手は身体を使う仕事であり、成果を残さなければ続けられないということもあり、一生続けていくことは難しい仕事です。

騎手の方は平均何歳くらいで引退し、引退後はどんな仕事をするのでしょうか?本記事では、騎手について何歳くらいで引退するのかといったことや、セカンドキャリアについてなど解説していきます。

騎手の引退理由や年齢はどのくらい?

騎手はハードな仕事なので、長く続けることは簡単なことではありません。 平均すると30代後半あたりで引退される方が多い傾向にあります。

とはいえ、これは騎手として活躍できなくなったときに、騎手が自身で判断する年齢であり、一律で定年のようなものがあるわけではありません。例えば、ある騎手の方は56歳まで現役を続けられた方がいますし、女性騎手の中には子どもを出産後、しばらくして復帰したような方もいらっしゃいます。

騎手を続けるにはやはり成績を残すことが求められ、30代後半にもなると騎手の方の運動能力は衰えてしまうものです。また騎手にとって重要な体重のコントロールも、基礎代謝の低下により難しくなるでしょう。

また、騎手免許は1年ごとの更新で、その都度資格試験を受ける必要があります。騎手の中には、この更新試験と併せて引退する方も多いようです。その他にも、親しい調教師が引退するのに合わせて、その跡を継ぐために騎手を引退するケースもあります。

引退後の騎手のセカンドキャリアは?

騎手は平均して30代後半で引退するということもあり、セカンドキャリアについても考えておく必要があるでしょう。

30代後半というと、仮に20代後半で結婚して子どもを産んでいた場合、子どもが小学校高学年に差し掛かるころで、これから中学校や高校、大学と教育費がかかってくる年頃です。安定した収入が得られる仕事を探さなければと意識してしまうでしょう。

騎手として仕事をしていた方のセカンドキャリアとしては、仕事を通して調教師の方や厩務員の方と接する機会が多いこともあり、馬を育てる側の仕事を選ばれる方が多いようです。

多くの場合、現役の頃から親しくしていた厩舎から誘われて、厩舎の仕事に就くのだとか。調教師になるには調教師の資格試験に合格する必要があるため、現役時代から引退が近づくと勉強を始める人もいます。引退後、厩舎の調教助手等勤めながら勉強を始める方もいます。

また、厩舎以外の仕事でも競馬に関わる仕事をする方も少なくありません。例えばパドックでの解説やレース解説、予想家、競走馬の生産や育成に関わるといったケースが見られます。

そもそも騎手は競馬関係の親族というケースが多く、こうした方の多くは引退後に親類の仕事を手伝ったり、仕事を引き継いだりするため、騎手のセカンドキャリアとして競馬業界から離れるケースは少ないようです。

騎手が引退前に準備しておくこと

騎手も引退後はセカンドキャリアを歩んでいく必要があるため、引退前に少しずつ準備を進めておくとスムーズです。

これから騎手を目指す方、現在騎手を目指している方にとっても、一生騎手を続けることは難しいため、どんなセカンドキャリアがあり、何を準備すればよいかあらかじめ調べておくことが大切です。

騎手が引退前に準備するべきこととして、先述の通り、調教師になるのに必要な資格試験を取ることが挙げられるでしょう。

調教師の資格は年に1度しか実施されず、騎手程受験資格は厳しくないと言われていますが、それでも合格率は5%程度と言われてり非常に狭き門となっています。

現役騎手が調教師試験を受けることがありますが、知識や経験豊富な彼らの中にも現役で合格する方もいれば、不合格となる方もいます。不合格となった場合、先述の通り、調教助手等勤めながら勉強を続け、次の機会を狙っていくことになります。

なお、中央競馬会の調教師試験概要は以下の通りです。

■受検資格:28歳以上

■試験内容

〇1次試験

筆記試験

  • 競馬関係法規に関する専門的知識および労働関係基本法規に関する一般的知識
  • 調教に関する専門的知識
  • 馬学、衛生学、運動生理学、装蹄、飼養管理および競馬に関する専門的知識

〇2次試験

口頭試験

  • 競馬関係法規ならびに厩舎の経営および管理に関する専門的知識および一般常識
  • 調教に関する専門的知識および技術 ・衛生学、運動生理学および飼養管理に関する専門的知識および技術
  • 馬学、装蹄および競馬に関する専門的知識および技術

人物考査

■願書受付期間:8月下旬~9月中旬

今回紹介した騎手引退後のセカンドキャリアはあくまでも一例です。引退後も競馬に関連した仕事を選ぶのか、全く違った道を選ぶのか、しっかりと考えて上で、自身にとって後悔のない選択をしていきましょう。

 
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